経理担当者からの突然の辞表にあたふたしないために・・・今週は、回答編!
まず私が一番重要だと思うのは、香港では突然辞表をもらうことがいつ起きてもおかしくなく、引継ぎ時間も限られるということを、常に認識しておくことだと思います。
と言いますのも、後任がうまく見つからずに引継ぎも出来ない状態になってはじめて私のところに相談に来るケースが多いのですが、そのような会社の方はほぼ、突然辞められたことにまずビックリしています。
どうしても日本の感覚だと、一見会社になんの不満ももってなさそうにみえる社員が、突然辞めてしまうということを考えにくいのではないでしょうか。
逆に、そのような認識を持っている方からすれば想定内の話になりますから、事前に取れる対策はしてあることが多く、会計事務所まで相談に来ることはほとんどありません。
また、経理担当者の経理スキルのレベルは日頃から把握しておくべきだと思います。
どうしても管理者の経理の知識が少ない場合は、経理担当者任せになってしまうことが多いかと思いますが、本当に任せられるレベルに達しているのかは最低限把握しておく必要があります。
もし自分や社内で把握できなければ、本社や会計事務所等に協力してもらうなどして、採用後早い段階で経理のスキルチェックはしておいたほうがよいと思います。
次週予告!辞めてしまったら採用しなければなりませんね!